2015年4月4日土曜日

ストレージ3.0時代

先日、VSANの話をしましたが、世の中におけるストレージは進化し、仮想化に特化したものを中心に、その進化は激しく、まさにストレージ3.0時代のとウライではないかと思います。

ストレージ1.0
IDEやSCSIによる、ダイレクト接続(いわゆるDAS)
通常のHDDですね。

ストレージ2.0
FCの登場による、共有ストレージが本格普及期

ストレージ3.0
ユニファイドストレージによる、FCとNFSなどプロトコルの壁を超えたストレージの登場
また、仮想化に特化して、LUNをマッピングすることよりもNFSなどのファイル共有プロトコルを利用した共有ディスクが主流になってくる。
また、SSDに登場によりハイブリッドストレージが誕生し、より高パフォーマンスなIOPSが提供されるストレージが現実的になりました。

ストレージ3.1
VMware VSANやNutanix、EVO:RAIL(中身はVSAN)、のようにハードウェアとストレージが結合し、スケールアウト(垂直統合)が容易化する。(ストレージと仮想基板のそれぞれのリソース追加の作業を伴わない)

といった感じでしょうか。

ストレージ1.0は、まさに通常のHDDがそれにあたります。
ストレージ2.0は、共有ストレージですから、hpのMSAや、FujitsuのETERNUS DXシリーズがこれに該当するでしょう。
ストレージ3.0は、NetApp FASからはじまり、EMCのVNX/VNXeや、Nimble Storage、 などがそれにあたるでしょう。
ストレージ3.1は、上記の通りVSANやEVO:RAIL、Nutanixなど、仮想化基盤とストレージが一体化したものがその対象でしょう。

みなさんの仮想環境は、どのバージョンでしょうか?
必ずしも最新がベストとは限りませんが、時代の進み方とその利便性とリスクをしっかりと考えたいものです。

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