2015年8月8日土曜日

vRealize Operations Manager を見てみよう(4) vROpsは何が凄いのか(その2)

前回に引き続き、vROpsがなんで凄いのかの続きを見ていきたいと思います。

[その3]
オンプレだけじゃない、vCloud Airはもちろん、AWSも含めたパブリッククラウドも統合的に管理可能!

専用エージェントを入れて監視を行う監視ツールと異なり、vROpsは、vCenter Serverとの接続だけでOKという話をしましたが、オンプレのvCenter Server以外にも、vCloud AirやAWSなどのパブリッククラウドを同じように統合監視することができます。
時代は、用途に応じたマルチクラウド時代に突入しようとしています。従来のエージェント型の監視システムでだけで対応できないエリアを、vROpsで運用管理するのもよいかと思います。
ちなみに、VMware社は、Azureの対応も行うとの話しを聞いたことがあります。
そうなれば、主要パブリッククラウドにほとんど対応することになりますね。

[その4]
リソースの無駄を教えてくれる!

通常の監視ツールは、リソースが不足した際に閾値に基づきアラートが発せられます。
vROpsは、全体のリソースを把握しますので、いわゆる「リソースの無駄」 を教えてくれる機能があります。

こちらの例ですと、4GBのメモリーを割り当てていますが、実質1GBも利用していない時間が多いので、これだけメモリーの割り当てを少なくできるよ!というおすすめ情報が出ています。
同じく、vCPUも、4コア割当たっていますが、2コア相当しか利用為ていないので、vCPUは2コアでいいですよという、情報を出しています。

これをうまく活用することで、いわゆるオーバースペックによるリソースの無駄を削減することが可能です。これは、今までの監視ツールできはできなかった事のなります。




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