2016年3月19日土曜日

vSphere6 Update2 リリース!

3/15に予定通り、vSphere6 Update2がリリースされました!

期待すべきは、VSAN6.2の機能が搭載されたのだと思います。
VSAN6.2に関しては、VSAN6.2のリリースノートに細かく記載されています。

VSAN6.2 リリースノート
http://pubs.vmware.com/Release_Notes/en/vsan/62/vmware-virtual-san-62-release-notes.html

では、さっそくESXiのリリースノートを見てみましょう

<新機能>
  • 高速ネットワークの対応
    ESXi 6.0 Update 2 は 25 Gと 50 G のイーサネット リンク速度をサポートするようになりました。
  • VMware Host Client
    VMware Host Client は HTML5 クライアントであり、単一の ESXi ホストに接続してそのホストを管理するために使用します。管理タスクを実行して、仮想マシン、ネットワークおよびストレージなどのホスト リソースを管理できます。VMware Host Client はまた、vCenter Server および vSphere Web Client が利用できないときに、個別の仮想マシンまたはホストをトラブルシューティングする場合に役立ちます。
と、新機能はこれだけしか記載がありません。
(VSAN6.2はどこに行ったと思ったら別のリリースノートに記載されています。
http://pubs.vmware.com/Release_Notes/en/vsan/62/vmware-virtual-san-62-release-notes.html

では、改善された事項を確認しましょう。

<解決した問題>
  • サードパーティ ソフトウェア ServerView RAID Manager を使用する際に、ハードウェアの監視に失敗することがある
  • [ハードウェア ステータス] タブが応答を停止し、エラー メッセージが表示される
  • PowerCLI を使用して esxcli コマンドが実行されると Hostd が応答を停止する
  • ESXi ホストでパープル スクリーンに CMCI (Correctable Machine Check Interrupt) メッセージが表示される
  • vSISH の統計情報に大量のパケット ドロップが表示される
    整数オーバーフローにより、vSISH の統計情報に誤検知された大量のパケットドロップが表示されることがあります。
  • vDS 環境で、vMotion が LAG を削除した後に失敗する
  • ESXi ログ バンドルの収集中に、ファイバ チャネル オーバー イーサネット (FCoE) のリンクが停止することがある
  • Hostd のログに、短時間に連続して複数回エラー メッセージが出力される
  • ESXi mClock I/O スケジューラが期待通りに動作しない
  • 複数の AppStack を接続しようとすると長い時間がかかる
  • VDDK HotAdd 転送モードを使用して、仮想ボリューム上で 2 TB を超えるディスクを開くことができない
  • IPv6 セットアップに I/O フィルタをインストールすると、その機能が VPXD に発行されない
  • Virtual SAN クラスタのホストを ESXi 6.0 Update 1b にアップグレードした後、クラスタの一部のホストで誤った警告が報告される
  • vSphere Web Access から、パワーオンされた仮想マシンへの仮想マシン コンソール接続を開始できない
  • 3D アクセラレーションを有効にしたホストで Hostd がランダムに応答を停止する
  • 永続的なデバイス損失の影響を受けた仮想マシンがフェイルオーバーしない永続的なデバイス損失 (PDL) の影響を受けた仮想マシンがフェイルオーバー ホスト上でパワーオンしません。仮想マシンをホストするストレージに PDL がある場合はハードウェア バージョン 1 が認識されない、という警告メッセージが表示され、仮想マシンは無効な状態のままとなります。
  • 3D ハードウェアを備えた ESXi ホストがメンテナンス モードに移行し、vMotion がトリガされると、Hostd が応答を停止することがある
    2 台の 2 TB 仮想ディスクを備えた仮想マシンで vMotion を実行することができない
    ディスクのみのストレージ vMotion 中に仮想マシンが応答を停止するか、パワーオフ状態に移行することがある

AppVolumesのAppStackを複数接続すると時間がかかる問題も解消されているのは大きいところですね。

既知の問題は特に大きなものは上がっていないようでしたので、今回は割愛します。
より細かい情報は、リリースノートをご覧ください。

VMware ESXi 6.0 Update 2 リリース ノート
http://pubs.vmware.com/Release_Notes/jp/vsphere/60/vsphere-esxi-60u2-release-notes.html



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